6月議会(令和3年川崎市議会第2回定例会)開会 自民党会派より推薦、選出された橋本勝 新議長体制誕生!

こんにちは。ブログを書くの深夜になってしまいました。本日と書いてますが厳密には昨日です。ご容赦ください。

6月議会(令和3年川崎市議会第2回定例会)が本日5月31日、開催されました。会期は6月23日までとなります。

会期たったの1か月未満!?と思われる方もいらっしゃるかとは思いますが、議会がはじまる前の相当期間、会派のメンバーで集まって代表質問の内容や議会運営について議論し、原稿を作成したりしています。常任委員会はほぼ毎週木曜日及び金曜日行われてますし、正副委員長は委員会開催に向けたレクチャーが必要で、結構多忙なんですよ。

まず、本日は正副議長の選出が行われました。
山崎直史議長、花輪孝一副議長の辞任にともない、新正副議長が選出されることとなりました。山崎議員、花輪議員におかれましては長きにわたりお疲れ様でございました。
新議長に自民党会派から推薦された「橋本勝」議員
新副議長にみらい会派から推薦された「織田勝久」議員
両正副議長をトップとする体制で今後川崎市議会が運営されていきます。

その後、提出された議案の提案説明があり、昼休憩。

午後は、自民党会派を代表して、矢沢孝雄議員(宮前区選出)が代表質疑を行いました。案件は、議案第111号令和3年度川崎市一般会計補正予算における「子育て世帯生活支援特別給付金事業」についてです。

低所得の子育て世帯へ対象児童1人あたり生活支援給付金5万円を支給するものです。質疑の結果、答弁をふまえて明らかになったことを記したいと思います。すべて子ども未来局長が答弁しました。お時間許す方はご覧ください。

①要件、対象者数 

ひとり親世帯の支給対象 計7140世帯
ひとり親世帯の支給対象6300世帯(令和3年4月現在)
公的年金受給○児童扶養手当× 340世帯
公的年金受給×児童扶養手当○同等水準の家計急変者500世帯
※〇受給している ×受給していない

ひとり親以外の支給対象 計7000世帯
児童手当or特別児童扶養手当 住民税非課税 6000世帯
新型コロナの影響で住民税非課税世帯と同等 1000世帯

昨年度の給付金の対象者に個別に案内を行うなど、多様な手段による周知広報に努める。

②判断基準
児童手当制度の考え方を準用し、父母が離婚協議中、かつ、別居している場合等には、児童と同居する父又は母を生計中心者とし、その方が住民税非課税又は家計急変により収入が住民税非課税相当となるか否かを基準として判断する。

③申請が必要な方
ひとり親(公的年金○児童扶養手当×)世帯及び中学卒業後の児童のみを養育する住民税非課税世帯並びに新型コロナの影響で家計が急変した世帯等

④周知
「丁寧に周知していくことが重要」とのことで、市政だよりや市ホームページ、ツイッター等、ひとり親家庭応援メールマガジン、保育所等へのチラシ、県による高校への周知など

⑤支給スケジュールなど
令和3年4月の時点で児童扶養手当の対象者は、4月28日に支給を行い、その他の方は申請に基づいて5月末から支給を進めている。住民税非課税世帯(児童手当または特別児童扶養手当〇)は申請不要。6月末に口座に支給予定。その他の対象者は申請に基づき7月から支給開始予定。令和4年2月末まで申請を受け付け、年度内に支給する。なお、マイナンバーの導入により、児童手当等を受給する住民税非課税世帯は申請を要さず、速やかな支給が可能となった。申請が必要な方でも、マイナンバーを活用して非課税証明書の添付を不要とする。

⑥課題と対応
「川崎市ひとり親世帯臨時特別給付金」支給の課題

⑦ひとり親の方の就労機会の確保
「キャリアサポートかわさき」など各種相談窓口を案内する。
母子・父子福祉センターサン・ライヴで、収入増加につながるような資格の取得支援や各種講座の実施、履歴書の書き方や面接対策などの支援に力を入れている。

私も高校生のときにひとり親になったので、諸々の支援に助けられました。
どうしても支援が必要な方にはセーフティネットとしての支援は必要だと考えます。
皆さまはいかがでしょうか。(了)